ペットの高齢化が引き起こす問題・症状


日本では、特にペットに対する愛情を強く持っている人が多く、「ペットは家族だ」などとも言われますが、飼い主さんであればこの気持ちはよくわかると思います。私もその一人です。

今回は、そんな家族であるペットも、愛情を注いでいる飼い主さんも、実は知っておかないとどちらも不幸になってしまう「ペットの高齢化問題」について書いて参ります。

【目次】

(1)実は、ペットの寿命はこの数年ですごく伸びている!

(2)ペットの高齢化問題とは?

(3)高齢化によって引き起こされる症状とは?

(4)ペットの高齢化問題を解決をするために


(1)実は、ペットの寿命はこの数年ですごく伸びている!

近年、ペットを取り巻く食事や環境の変化もあり、寿命が格段に長くなっていることをご存知でしょうか。

1990年の平均寿命と現在の平均寿命を比較すると、以下のようになります。

・わんちゃん

1990年:約8歳 → 現在:約14歳

・猫ちゃん

1990年:約5歳 → 現在:約15歳

なんと平均寿命が2〜3倍に伸びているんです!

人間で言えば、織田信長の「人間50年」のセリフで有名な1500年代から、現代の平均寿命で約80歳。

武将の時代から数百年、宇宙に人工衛星を飛ばしまくる時代になっていても寿命は倍にもなっていないのですから、10年足らずで寿命が数倍にもなっているペット達の環境変化が、急激に起こっていることは言うまでもありません。


(2)ペットの高齢化問題とは?

そんな、環境変化が激しく、寿命が伸びているペット達ですので、「高齢化問題」というのが起きています。

この問題は、世間ではあまり知られていないかもしれませんが、世界的に研究機関でも研究対象としてあげられるほどの問題となっています。

では、ペットの高齢化とは具体的にどういったものなのか?

実はペット達の15年の人生のうち、7歳からが高齢期にあたると言われています。

つまり、寿命の半分以上は高齢期にあたるということになります。

人間に置き換えると、平均寿命が200歳くらいになったと考えると、100歳から高齢期と言われるのも納得かもしれません。。。


(3)高齢化によって引き起こされる症状とは?

それでは、ペットの高齢化によって、どのような問題が生じるのでしょうか?

人間の高齢者と同様に、認知症・視覚/聴覚等の衰え・泌尿器疾患・足腰の衰え・食事の際の租借の困難などが、特に問題となっている疾病となっています。

では、具体的にどのような症状が出てくるのが見ていきましょう。

・認知症・脳腫瘍

①今まで出来ていたことが出来なくなる・怯える

②トイレの場所を忘れ、失敗

③猫ちゃんが帰り道を忘れる。(昨今の研究では、死に目を飼い主に見せないのは, 実は認知症ではないかと言われています)

④コマンド行動(おすわり、お手等)を忘れる

⑤壁をずっと見ている

⑥睡眠時間が長くなる。(特に日中。夜は逆に起きて夜鳴きをしたり、徘徊したりする)

⑦不安による攻撃性の増加(理由もなく吠える, 噛みつく)

・感覚器官の衰え

①聴力低下

 鳴き声が大きくなったり、名前を呼んでもこない

②視力低下

 飼い主の手だと気づかす、怯えて噛んでしまう

 トイレが見えず失敗

 障害物をよけられない

・加齢に伴う泌尿器系疾患

①排尿の回数が増える

②尿の量が増える

③トイレに間に合わず、失敗


これらの疾病が出てきたら、ペットにも介護・看護をしてあげることが必要です。

特に、ペット達の一生は約15年と人と比べて、とても短いため、定期的に注意を払っておくことが非常に重要です。

例えば、猫ちゃんの病気を3ヶ月放っておいてしまった場合は、人でいうと1年間も放っておいてしまったことと同様だからです。


(4)ペットの高齢化問題を解決をするため

これらの問題を解決するために、まず必要なことは、ペット達にも介護・看護の必要性があると、私たちがきちんと認識しておくことが大切です。

そして、可能であれば定期的な検診や、専門家による対処をしてもらったり、日常での具体的な対処方法を教えてもらうことも大切です。

 

以上、ペットの高齢化問題・引き起こされる症状や対策について書かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

みなさまのペット達が末長く元気に、大好きな飼い主と一緒に一生を送られるようお祈りしております。

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私たちは、ペットを愛する人たちのため、世界初の動物看護師による訪問型のペットシッター・訪問検診・訪問介護/看護のサービスを行っております。

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