こんにちは!ケアペッツ本部のきくちです☺
暖かくて過ごしやすい日でしたね☀一番好きな季節です
雪国で生まれ育った私は
この季節になるとテンションが上がってしまいます💕
さて、今日は私が忘れられない出来事を聞いてほしいと思います。
自己紹介でも少しお話ししましたが
私がケアペッツでお仕事をするようになった想いの原点かもしれません
少し長くなりますが、、、、
それは今から20年以上前の事、専門学校の学生時代の事です
不定期に動物病院でアルバイトをしていました
ほとんど役に立っていないような気はしていましたが
とても勉強になり、毎日刺激的でした
慣れてくると飼い主様とお話しすることも増えて
その会話はとても大切で、ペットちゃんの状態を把握する重要な時間でした
ある朝、入院していたネコさんの点滴が外れていたのを見つけました。
ネコさんは眠そうな顔をしていて、ジッとしていたんです。
ダラダラになっていたので
「おはよう!今直してあげるからね~」とネコさんに触れた瞬間。。。
心臓をグッとつかまれたような痛みを感じました。
ネコさんはカチカチでした。死後硬直していたんです。
実はそのネコさんと会ったのはその日の朝が初めて。
何の病気でここにいるのかも私は知らなかったのですが…
後々聞いた話によると、特定の飼い主さんもいない死を待つだけのネコさんだったそうです。
つい数秒前まで当たり前に生きていると思って話しかけていたネコさん
一瞬にして「生」から「死」へ、、、、軽いパニックです、、、、
一人でさみしくなかったのかな
眠そうな顔をしている…… 眠るように…
どんな気持ちだったのかな…
名前も知らないネコさんへの想いはしばらく消えることはありませんでした
それから少し経ったある夏の日、あのおばあちゃんと出会ったんです。
常連さんのようでしたが、私はその日初めてお会いしました。
見た感じご高齢で、小さなポメラニアンを抱いていました。
そのポメラニアンはとても小さく、老犬という事がすぐにわかりました。
時々目を開け、ゆっくり閉じ… 全体重をおばあちゃんにゆだねているようでした
おばあちゃんも小柄で、少しだけ背中が丸く、優しく微笑んでいます。
「先生。。。。どうぞお願いいたします。。。」
「決めたんですね。。。分かりました。。。」
分かる方には分かるのでしょうが
その当時の私には何のことか分からずにいました
明るい陽が差し込む病院の一室を、おばあちゃんとワンちゃんだけにするように指示され
私はトリミングルームに移動しました。
<続きは明日。。。。。。>
おばあちゃんとわんちゃんは?つづきはこちら
http://care-pets.sakura.ne.jp/carepets/wp/2018-05-13/忘れられない出来事。。。vol-②/